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幻灯カフェはちあわせではちあわせ
早稲田祭の規模の大きさに圧倒されながら、人込みを数分かけて目的の校舎に到着。制作会社に居た時、偉いさんに早稲田出身が多かった。社長も早稲田で、パイプの強さを端から感じた、あの都の西北…


校内は、意外と見覚えのある文化祭の感じで、なんだかホッとした反面、残念でもあった。それは、紙コップやパイプ椅子の安らぎと淋しさ…

「8ミリ」と「出会い」を(たぶん)かけた『はちあわせ』は、早稲田の映画サークル内の8ミリ好き達の有志企画。「幻灯」とは、本来「スライド」のことだけど、語尾に「カフェ」が付くと「8ミリ」になる活用なのかもしれない。発足した去年の案内には「今では骨董品のように扱われ、映画製作の中でもマイナーな存在となってしまった8ミリですが、一人でも多くの人にその暖かみやおもしろさに触れてもらえたら、という思いで出店しています」とあり、当時参加していた空っぽさんは「映写機の光のなかでおいしい珈琲を飲みながら、ゆったりくつろいで頂けるスペースを目指しました」と添えていた。


真っ暗な場内に光の画面が浮かび上がって奇麗だった。入口でコーヒーか紅茶を選び、好きな場所に座り、また移動したきゃ移動して自由に鑑賞するという趣向。「複数の8ミリ映写機を使った、カフェ形式の映像インスタレーション」といったところか。実際は、込んでて「自由に」とはいかず、空きを見付ける感じだった。徹底するなら、オール立ち見だろうか…

宙に浮いて見えたのは、紙のスクリーン。天井と床から紐で吊っているだけの簡単な作りだけど、単純に視覚的に楽しい♪


入って左奥に他より大きい備え付けスクリーンがあって、その前は座敷になっていた。そして、全ての席がそのスクリーンを囲むように配置されていて、空間には中心と周辺が出来ていた。劇映画を音有りで流していたのも大きい。インスタレーションというより、周囲のスクリーンは装飾で、あくまで作品上映に主体があると思われる。

流れていたのは確か94年に作られた学生恋愛もの。最近余り見ない甘恥ずい奴で、照れながら観るのが逆に新鮮だった。「海岸で、寝転がっている彼の横に座る彼女が、背中越しに彼を覗き込むと、彼の手からサッカーボールがこぼれ転がって行く…」なんて演出が連発する☆



帰り道、「ここで4年過ごすのと過ごさないのとでは、その後の人生観が大分違うな」と思った。人込みで遭遇した、あのやたら社交的なコンパノリは、企業人への去勢の基礎になるだろうし、実社会で役立つ人脈も多く得れるだろう。又、社会のシミュレーションとしても有用だ。例えば、この中で8ミリがどういう存在であるかで、今後の存在の仕方が予測されるとか。逆に、存在の仕方を仕向けてくことだって可能かもしれない。そういう点では「非在野でもいい、その学歴を存分に活用して育って欲しい」なんて、『踊る大捜査線』で青島が室井に寄せる視線で眺めながら、聳ゆる甍を後にした。

後日、荻野さん同じ頃来てたことを知る。お互い気付かなかったけど、暗室での鉢合わせ方というのは、そういうものかもしれない。ちなみに、スタッフの子に八九十の1ドリンク券を8枚プレゼントしたものの、名物の「8ミリ栞」を貰いそびれちゃって、幻に終わった(・3・)トホホ…

文=黄色い勢力


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