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『砲台から』から 〜たぶんぼくにしかみえていない風景ときっときみにしかみえていないぼくの知らない風景〜

桜上水にある、アトリエ兼アートと雑貨のお店ぐうの音で月1、一枚ずつ絵を変えながら展示・販売していく「たぶんぼくにしかみえていない風景ときっときみにしかみえていないぼくの知らない風景」という企画です。


ぐうの音での展示について

お菓子屋や雑貨屋、服屋の窓のむこうに絵が掛けれているのを見つける。自転車で通りを走りながらこれに出会ったりすると対外にぼくは「お、いいね」と思ってそこまで引き返して絵を確認してみたりする。ガラスドアの窓の外から眺めてみて「おおすごい」と思う。ここまでは「ウィンドウ鑑賞」で、本当に「絵を鑑賞した」とはいわない。「おおすごい」が「気になる」に変わり「ちょっとちゃんと観ようかな」に変化すれば当然ドアを開けて店の中に入ってゆく。

これがいけない。

店内には当然商品たるものがあり、お菓子屋ならば菓子、雑貨屋なら雑貨、服屋なら服などというように雑然としている。そして大音響で酔狂な音などが流れている。気が漫ろになる。冷や汗が腋を濡らす。神経が麻痺する。遠い記憶が蘇る。爪先がむずむずとする、つまり絵などどうでもよくなってくる。こうなるともうぼくは店側の術中に嵌っている。で、店を出るころにはそこの店の袋を抱えていたりする。

で、そんな自分も考えてみると店の形態を採っているぐうの音で展示を始めた。でもぐうの音は普通の店じゃない。ぐうの音は黄色い勢力君のアトリエでもあるし、小さくて壊れにくい基地の様でもある。黄色い勢力君は言う「うちの商品は売れても売れなくてもいい、つまり作家を応援するという立場を採っている。無限に続けられる月一展示は画家としての自分を他人や自分にも認知させるものだ」。気が楽になり、腋の汗もひいていき、神経は研ぎ澄まされる。
「たぶんぼくにしかみえていない風景ときっときみにしかみえていないぼくの知らない風景」という展示タイトルでライフワークにしていきたいと考えています。

文=長谷川リョー


12.10/13 17:02
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